街
東京に暮らし、思い起こせばこれまで8つの街に住んできた。東京には、その大きさゆえ街のひとつひとつが違う顔を持っている。各々の街が、街の文化を持っているからだろうか・・・。昨日は夕方,国立あんず亭へ。国立の街並みを抜けていく。この街もまた、文化の香り漂う街。街の文化・・・って何だろう?そこに住む人。訪れる人。歴史。意識。嗜好。。。「○○の街」とか「○○風の建物」等、お題目や形からつくっても生まれるものではないんだろうな・・昨日、今日でつくられるものでもないし。「国立」・・いつもバタバタと通り過ぎていく、久しぶり余裕をもって、ゆっくりと散策したい。
実家の方でも最近、そのまわりのビル、建物の売却。個人店舗の閉鎖等の話を耳にする。何十店舗も並んでいた市場も、今は3店舗ほどらしい。狭い地方都市でも、巨大商業施設がつくられることで光と影が顕著に表れ始めているようです。「商売」は「あきない」ともいうが、「飽きない」でもある。と、聞いたことがあります。「飽きない」から続けられるんだと。そういう店が元気であることが、飽きない街をつくるのかもしれません。
工房を訪ねて来てくれる人たちと器の話をする。そして、そこから拡がる話をする。時には、こういう風に使いたい、こういう器がほしい等のお話も頂く。器の中にどういう物語が盛り付けられ、注がれていくのか・・そんな事を考えながらつくることもまた、楽しいと思う。顔が見え、人と人のつながりを思い器をつくる。街も同じかな・・等と漠然と思うのです。
もう来週は神無月。陶工房 己流庵 陶芸教室作品展を開催します(詳細は追って)。己流庵で器をつくっている人たちの作品展。
神無月・・・日本の神々は、出雲大社に集合するため、それぞれの街を留守にするようです。
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