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2007年6月14日 (木)

「器屋」

070615_101826 今日は、久しぶりの取材。陶芸というよりは、お店としての取材だった。お店の名前?・・こ洒落た横文字の名前などはない。ただ、「器屋」とだけ書いてある。ショップ名=「器屋」・・そう言われれば、そうなのだけれど・・ショップっていう感じでもないしなぁ・・。

なんら他とは変わりのない普通の住宅地に、それも奥まったところに工房はあります。「なんだろう?」と、気がついた人が居ても、近くまで来てはじめて、入れるという事を理解するような感じかもしれません。○○屋さん・・映画「三丁目の夕陽」に登場するような街の風景は、年々少なくなる一方で、あえて「器屋」という看板を掲げているのは、時代の移ろいは肌で感じながらも、あくまでも対面商売という基本姿勢を忘れたくないと思うからであります。最近の百貨店事情をみても、コンシェルジュの配置、食品売り場のリニューアル等は、もう一度、この基本姿勢を考え直そうとするあらわれなのでしょう(考え直すというよりは、本来の百貨店に戻ろうとしているというのが正しいかもしれません)

器というのは、小さな世界にも見えるけれど、そこから拡がる世界、食、自然、人・・・いろんな可能性を秘めている。そう信じて、「器屋」を営んでいます。普通に小売店と違うところは、自分でつくれるところでしょうか。「器屋」は、そういう拡がる世界の語らいの場でもあってもいいなぁ・・と思うのです。されど、「器屋」。器が無くては話になりません。夏が終わらないうちに、夏の器をいろいろ製作中であります。

いろんなイベントへのお誘いも頂いております。「陶工房 己流庵 器屋」という場でのスタンスと、堀川貴永という作家のスタンスは少し違いがあるかもしれません。堀川貴永は、いろんな場面で、いろんな人たちにご助力を頂きながら活動していくことと思います。いろんな場で、いろんな人に出会えることも、嬉しくもあり、大切なことなのです。

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