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2008年3月 6日 (木)

啓蟄

080305_185204 昨日3月5日は、啓蟄。寒さに弱い僕は、不思議とこの時期から一年が始まるような体内時計を備えているようだ。虫である。仙台土産の仙台味噌ケーキ・・いろんな都市部の再開発、壊される古い建物、仙台も例外ではないようだ。

デフレ社会に向かう頃、店舗デザインの仕事も、同様にその対応を迫られていた。地域をとりいれたデザインを提案する余裕もなく、施工コストをいかに下げるかに奔走し、全国に数十から数百、店舗展開するメーカーとショップマニュアルづくりから契約する事によって、その解決手段としていた。
空間はハコモノの中だけで考えられる。田んぼのど真ん中に巨大なショッピングモールが突然現れる。中には東京と同じデザインのショップが並ぶ。現地の店員に販売マニュアルが配られる。そこで働く人、建築をする人、商品を作る人、、いろんな人達が関わり、仕事をしている。大きな雇用も生み出される。人も集まる。それら一つ一つに問題があるわけではないのだが、何か違和感を感じていた。陶芸で表現する小さな器、もう少し大きい店舗という器、さらに大きい環境という器、、僕は一度、一番小さな器と向き合ってみようと考えた。そこから少しずつ見えてくるものを繋げていこうと。今年の夏、日本橋の真ん中に、昭和の古い建物をリノベーションして、ギャラリーカフェがオープンする。オーナーには、僕のずいぶん勝手な考えや、思いを伝えてきた。先日、進行状況などお話をお聞きする。本当に嬉しく思う。


先日、アーティストの小池雅久さんが、ご来房。いろんな共感できるお話、小池さんの作品であり、器であるプランターコテッジと僕が作る小さな器、そこでどんな表現が出来るのか、、近々、是非、実現させてみたい。

今日は、和(なごみ)山田さんも器の打ち合わせでご来房。玉川上水路を背景に、寿司をにぎるお父さんとフレンチの息子さんでつくるコース料理を出してくれる一軒家のお店、今やなかなか予約が取れない店である。

週明けからは、「Uchi Cafe Vol.2」がギャラリーカフェ夢工房(MAP)で始まります。ほっと一息。大切な時間を過ごすためのうつわを揃えました。3月10日(月)~31日(月) 是非、お立ち寄りください。ませ。

ここのところ、空間とうつわについて思いをめぐらす虫である。

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