CAFE
古い昔の映画「グランドホテル」。綺麗な人だなぁ・・と感動した女優、グレタガルボ。学生時代のこと、行きつけのCAFEに「ガルボ」というお店があった。もちろん、グレタガルボが好きなママさんがつけた名前。携帯電話もない時代、僕らはこの店で、伝言をし、語らい、出会い、お店のママさんからは、いろんな国、本、映画の話を聞かせてもらった。僕の中にあるCAFEのイメージは、今はもうない「ガルボ」というお店が大きく影響しているような気がしている。
時代が大きく変化しようとも、人の心の中には、懐かしいというイメージがある。懐かしいというイメージは、きっと、人の心をやさしくする。始まりは、日本橋路地裏の古い昭和の家屋。今や懐かしい路地裏は、一街区という単位で開発の波にのまれてしまう。この路地裏の古い家屋のオーナーと、懐中電灯を持って家屋に入り、僕は、この建物を遺すということ
から、何かを考えたほうが良さそうな気がしたのでした。それから、勝手な僕のイメージを話し、オーナーにとっては、大きな決断と、実行力が必要な事だったに違いありませんが、見事にその準備は進み、その完成形を見ることが出来ました。日本橋「Cafe&Gallery kai」。リノベーションされた昭和の家屋は、これからまた、新しい歴史をつくっていくのだと思います。今月末のグランドオープンには、また伺わせていただきます。こちらでの僕の個展は、2009年の春の予定です。
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