2008年3月20日 (木)

街~うつわ

080317_085352 今日は、春分の日。冷たい雨。静かな工房。早めに工房を閉めて図書館へ。ふと、日本の歳時記の事が気になり、数冊借りる。ここのところ、個展、オーダーと器を作り続けていると、いろんな事が気になりはじめてくる。身近な街の事も、その一つ。街が、その歴史、自然、人、全てにおいて、心地よい、バランスとイメージをつくりあげるには、大変な意識と、継続が必要なんだろうと思う。
人が歩く、所々に憩いの場があり、商店があり、住む人もあり、自然がある。僕の勝手な理想の街のイメージ。商業施設でもなく、商店街でもない、普通の街のイメージ。場が点在することで歩くという意識、探すという意識が生まれ、歩く事で憩いの場が生かされる。

昨日、多摩の情報を発信する雑誌「多摩らび」の取材。けやき出版のHさん、リボーターのYさん、カメラマンTさん、ありがとうございました。また、取材抜きでもいろんなお話をしたいものです。

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2007年10月 1日 (月)

神無月

071001_131131_2 やっぱり海が好きなんだと思う。たとえ人工的に造られた海だとしても。所用のため東へ走る。久しぶりにお台場に降り立った。昭和の終わりの頃によく来たなぁ・・・。その頃は、埋立地と台場、建設中のレインボーブリッジ・・・と、そんなもんだったと思う。

しばらく、ぼ~っと水面を眺めていた。のどかな昼下がり。

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2007年5月14日 (月)

横浜市美しが丘・・街の名前もさることながら、この辺りの街並みは美しい。かつて、店舗の仕事では何度も足を運んではいたものの、今回は少し違う思いで、街の空気を感じた。田園都市線沿いの郊外型住宅地の中でも、落ち着いた街になってきたようだ。思えば、金妻のドラマの放送も一昔前になる。器の納品を終え、少し散策、僕がかつて手掛けた店舗もそのまま残っていたのが嬉しい。オープンテラスでコーヒーを飲んでいると、偶然、かつての仕事の後輩と出会う。今は、別の会社で店舗の仕事をしているようだ。時の経つのは早いものです。

己流庵 堀川貴永の器の展示販売が、東急百貨店たまプラーザ店 4Fアートサロンの一角にて始まります。綺麗な落ち着いた空間です。 

東急百貨店 たまプラーザ店 4F アートサロン 横浜市青葉区美しが丘1丁目7番地 045-903-2441

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2007年2月28日 (水)

MY SWEET HOME TOWN

070228_163112 本日、わらべうたのちえさんプランターコテッジのつねこさんに工房にお越し頂きました。昨日は、街と同化することについて、一人考えてみたりしていたのですが、、、お二人とお話していると、そのこと自体、意識することでもないな・・と思うのであります。少しずつ、いろんな人と会い、いろんなご縁が拡がっていく。それが、「そこに居る」「そこにある」意義なのかもしれない・・・。「プランターコテッジ」はまさに、植物同様に成長している空間で、憩いの場でもある気がするのです。いろいろとお話、ありがとうございました。

最近、夜な夜な制作が続く。絶妙なタイミングで、ちえさんから「よなよなエール」という麦酒の差し入れ。つくづく、この方は言葉遊びの達人である。今日は、夜な夜な、教室の夜の部。終わったらグビッと頂きます。

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2007年2月27日 (火)

弥生へ

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弥生の月・・・新しい出会いあり、別れあり、そんな時期でもあるようです。上京して20数年、これまでに住所不定の時期も含め、7~8箇所の街に移り住んだ。おまけに、バイクに寝袋を積んで旅に出るような放浪癖。公園に住む住所不定の方と一晩語り明かしたり、何とも落ち着きのない時期を過ごしたこともありました。いろんな街に住んだとはいえ、その街の文化など、ほとんど素通りしていたようなもんだった。今は職業柄、そうそう放浪するわけにもゆかず、今の街に、上京して一番長く住んでいる。いざ街を意識し始めると、街と同化した生活をすることも容易ではなく、時間のかかることなんだと気づかされている。

夜な夜な工房にて制作。BGM 「THE MAGNIFICENT」 THAD JONES・・・ジョーンズ3兄弟(ハンク・ジョーンズ、サド・ジョーンズ、エルビン・ジョーンズ)、末の故エルビン・ジョーンズは、前にも書いたことがありますが、長崎にもゆかりのある最高なドラマーだった方であります。

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2007年1月26日 (金)

浅草ロック

070126_224505 070126_225654夜の雷門~仲見世通り~浅草寺にお参りをする。ライトアップされた五重塔は何とも荘厳な姿。浅草六区の商店街を散策。新年会のために訪れた浅草。何年ぶりだろう・・・。上京したての頃、浅草の料理屋で、朝から晩まで山のように次から次へと積み重なる食器類を、ただひたすら無言で毎日洗い続けるアルバイトをしていた頃を思い出した。その当時、散策なんて気持ちはまったく無い。前川清の「東京砂漠」♪を歌いたくなるような感情、背伸びをして「神谷バー」で電気ブランを飲む。そんなほろ苦いような思い出が残る街。

070126_225926070126_203944浅草・・・どこへ行っても同じような街並みに変わっていく近年、やはり、こういう独特の文化を持つ街はおもしろい。鹿児島産黒豚をアルコールをとばした日本酒のみでしゃぶしゃぶして頂く。お店の方に了解を得て自作の焼酎のための器で焼酎を飲む。たまに自作の器を持ち込んで、飲み心地の確認をする。街の空気感、料理と酒、人との語らいを味わいながら・・・

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2006年12月 3日 (日)

さるく

今年の春から開催されていた「長崎さるく博’06」わからんまち体験。大盛況のうちに閉幕したようです。わからんまち=長崎、僕の郷里でありますが、この「わからんまち」というのは「和華蘭まち」という意味も持つようです。「日本、中国、西洋などの文化が融合して独自のよくわからない文化が育まれたまち」を歩き周って体験しようという趣旨の博覧会であったと思いますが、郷里であることと関係なく、こういう博覧会にふと安堵感を感じたのでありました。今や、まちから子供達の遊ぶ姿は減り、人口の多いまちであっても歩く人はまばらになり、商業施設に向かう車だけは大渋滞。そんなまちが増えている。そこに文化は生まれるのか?・・・。「長崎さるく博’06」の、その「まち歩きの仕組み」が2006年グッドデザイン賞を受賞したようです。おめでとう長崎。

「明日あたり、ちょっと、さるいてみようかな・・・」

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2006年11月12日 (日)

木枯らし

近くに、巨大ショッピングモールがオープンする。昨日、そこで店舗づくりをしている旧友たちが工房に立ち寄ってくれた。もうオープンを待つだけのようです。かつて、このようなショッピングモールの仕事に、自分が多く携わってきた事が、遠い昔の事のように感じられる反面、まだ、このようなショッピングモールを新たにつくろうとする商業思想みたいなものに、「何も変わってないな・・」と、感じさせられたりもします。今や、個人商店推進派、オンリーワン商店推進派となってしまった僕は、ただただ、この大きな箱を傍観するしかないのです。

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2006年9月29日 (金)

東京に暮らし、思い起こせばこれまで8つの街に住んできた。東京には、その大きさゆえ街のひとつひとつが違う顔を持っている。各々の街が、街の文化を持っているからだろうか・・・。昨日は夕方,国立あんず亭へ。国立の街並みを抜けていく。この街もまた、文化の香り漂う街。街の文化・・・って何だろう?そこに住む人。訪れる人。歴史。意識。嗜好。。。「○○の街」とか「○○風の建物」等、お題目や形からつくっても生まれるものではないんだろうな・・昨日、今日でつくられるものでもないし。「国立」・・いつもバタバタと通り過ぎていく、久しぶり余裕をもって、ゆっくりと散策したい。

実家の方でも最近、そのまわりのビル、建物の売却。個人店舗の閉鎖等の話を耳にする。何十店舗も並んでいた市場も、今は3店舗ほどらしい。狭い地方都市でも、巨大商業施設がつくられることで光と影が顕著に表れ始めているようです。「商売」は「あきない」ともいうが、「飽きない」でもある。と、聞いたことがあります。「飽きない」から続けられるんだと。そういう店が元気であることが、飽きない街をつくるのかもしれません。

工房を訪ねて来てくれる人たちと器の話をする。そして、そこから拡がる話をする。時には、こういう風に使いたい、こういう器がほしい等のお話も頂く。器の中にどういう物語が盛り付けられ、注がれていくのか・・そんな事を考えながらつくることもまた、楽しいと思う。顔が見え、人と人のつながりを思い器をつくる。街も同じかな・・等と漠然と思うのです。

もう来週は神無月。陶工房 己流庵 陶芸教室作品展を開催します(詳細は追って)。己流庵で器をつくっている人たちの作品展。

神無月・・・日本の神々は、出雲大社に集合するため、それぞれの街を留守にするようです。

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2006年9月 1日 (金)

フェスティバル

060902_094911_m 家具工房「木とり」の山上氏が工房に立ち寄る。

彼は9月10日(日曜日)「福生アートフェスティバル」を企画している。一年ほど前に、話を聞かされていた企画。横田基地第2ゲート前。後援:際コーポレーション。参加は出来ないけど、出来ることはお手伝いしますよと話していた。。。横田ベースの知人に、ご案内とご協力のお手紙を書かなければ・・・こんな時、いつも英語をもっと勉強しておくべきだったと、反省する。伝わるだろうか・・・

山上氏とは、ちょっとしたご縁で、何度か展示会などもご一緒した。イベンターとしての山上氏、ますます厚みをましているようです。

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2006年8月 4日 (金)

充電完了

060731_114258_m 久しぶりに、少し休みを頂きました。長崎へ。翌日から即、五島列島へ。20数年ぶり、相変わらず、不便な場所である。だからこそ、自然は美しい。夜の星空もすばらしく、20数年ぶりに流れ星をみることも出来た。本来、空の青さはこんなものなんだろう・・・

長崎の駅前に、昔からあったラーメン屋さん「一休軒」。残念なことに閉店していた。これまで、いろんなラーメンを食べてきたが、日本一美味しいと思っていたラーメン屋。おばあちゃん達だけで営んでいた。本当に残念。

最後の夜は酒庫らにて、旧友達と酒と肴。久しぶりに鯨料理。きびなごの刺身。地鶏。めったに、こちらでは飲めない焼酎。ついつい飲みすぎて、まともな写真が一枚も無い。とよ店長!ありがとう。060804_133517_m

今日は、どうしてもラーメンが食べたくて「陶桃」へ。決まって五目そばと、小ライス。まずは、あんかけ五目だけで、白い御飯を食す。チンゲン菜。白菜。にんじん。たけのこ。きくらげ。ぷりぷり海老。イカ。やわらか豚肉。ハム。ウズラの卵。それから麺を食べ始めても、まったく延びない麺。。。めん鉢・・・堀川貴永作

今夜は、夜な夜な、明日の串焼き屋「己流庵」の仕込みです。

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2006年6月13日 (火)

中目黒~辺り

昨日、駒沢通りあたりの中華屋さんにて、器の打ち合わせ。せっかくなので、早めに出かけ、中目黒~祐天寺~学芸大あたりを歩く。上京して初めて住んだ街が中目黒。懐かしい気持ちもあって、顔なじみの人たちの顔を想い、商店街を入っていく。商店街自体は残っていても、建物や店はずいぶん変わっていた。それもそのはず、20年の歳月が過ぎてしまっていた。。。はじめに住んだ、古いアパートは、新しく建てかえられ、近くの銭湯もなくなってしまっている。

お昼より中華屋さんオーナーと打ち合わせ。延々と話をする。驚きの味。食材。考え。全く、宣伝していない店なのに、知る人ぞ知る。逆に通りかかっても、その内容を知らなければ、中に入ろうと思わないかもしれない。・・・驚きの店。知る人ぞ知る店なので、この場では詳しくは書かないことにする。40年間、変えることの無かった器を、今回替える。オーナーの「後は任せる・・」の言葉が、ずしりとくる。ご紹介いただいて、ご同行いただいたフードカメラマンのヤスダさん。ライターのアコウさん。お忙しいのにスケジュールをあわせていただきました。「人の縁に生かされている・・・」つくづく感じます。感謝。

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2006年6月 5日 (月)

旧青梅街道辺り

クラフトギャラリー傑山へ行く。今月の父の日まで、その企画で器を少し展示させてもらっている。ギャラリーまでの旧青梅街道は、なんとなく時間が止まったような風景が今も残っている。そこで生まれたわけではないのに、道すがらの風景と、ギャラリーの庭先、ふと懐かしいような気さえしてくる。しばし、オーナーの小嶋さんとお話を・・いつも、ほっと、優しい時間を過ごさせていただいてます。。。さりげない和のしつらえが、勉強させられる。最近、特に和について思う。決して、大昔の和ではなく、今に必要な和について・・・帰りに手作りの「梅味噌」を分けていただいた。食べごろは、後3~4日後との事。この3~4日が、何につけて食べようか等と、楽しみ。ありがとうございました。

ふと、千利休の一首。「余所などへ花をおくらば其の花は開きすぎしはやらぬものなり」(利休百首)

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